• "委員会"(/)
ツイート シェア
  1. 立山町議会 2022-12-01
    令和4年12月定例会 (第3号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午後 1時50分 開議            開   議   の   宣   告 ◯議長岡田健治君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。         ─────────────────────────           議  事  日  程  の  報  告 2 ◯議長岡田健治君) 直ちに日程に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。         ─────────────────────────             議案第71号から議案第76号まで 3 ◯議長岡田健治君) 日程第1 議案第71号から議案第76号まで、以上6件を議題といたします。            委   員   長   報   告 4 ◯議長岡田健治君) 以上の案件に関し、付託いたしました各常任委員会審査結果の報告を求めます。  総務教育常任委員会委員長 平井久秋君。  〔総務教育常任委員会委員長 平井久秋君 登壇〕 5 ◯総務教育常任委員会委員長平井久秋君) 総務教育常任委員会における審査経過並びに結果について、ただいまよりご報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第71号 令和4年度立山一般会計補正予算についてのうち当委員会所管分ほか4件の議案であります。  これらの議案につきましては、慎重審議の結果、お手元に配付しております委員会審査結果のとおり決しました。  それでは、審査概要について申し上げます。
     議案第71号 令和4年度立山一般会計補正予算についてのうち当委員会所管分についてであります。  教育委員会所管に係る小学校施設建設等整備事業については、貼付予定断熱フィルム効果についての質疑がありました。夏場は屋外からの熱流入を約36%、冬場は屋内からの熱放出を約23%低減させるものであるとの答弁がありました。  総務課所管に係る財産管理事業については、登記・土地鑑定評価委託概要についての質疑がありました。対象となる国立立山青少年自然の家職員宿舎跡地の面積は約1,542平方メートルであり、売却に向け、これに含まれる道路部分とその他を分割するために不動産鑑定等を行うものであるとの答弁がありました。  企画政策課所管に係る企画一般管理事業については、事業の進め方についての質疑がありました。デジタル化への第一歩として、秘書政策係執務室内に保有する約4万枚の文書について仕分と同時に電子化を行うものであり、効果を検証しながら全庁的な実施を検討したいとの答弁がありました。  次に、議案第75号 立山町職員定年等に関する条例等の一部を改正する条例について、定年延長による新規採用への影響についての質疑があり、定年引上げ後も、全体の年齢構成や様々な実態を踏まえ、一定数新規採用を行っていく予定であるとの答弁がありました。  最後に、議案第76号 立山地方活力向上地域における固定資産税課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について、免除等対象となるものについての質疑があり、家屋や構築物、その敷地である土地などが対象であるが、雑種地や森林は対象外であるとの答弁がありました。  採決の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第73号 立山町職員給与に関する条例及び立山町長、副町長及び教育長給与に関する条例の一部改正について、議案第74号 立山町議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、以上の2つの議案については特段質疑はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、総務教育常任委員会委員長報告を終わります。 6 ◯議長岡田健治君) 以上をもちまして、総務教育常任委員会委員長報告を終わります。  産業厚生常任委員会委員長 髪口清隆君。  〔産業厚生常任委員会委員長 髪口清隆君 登壇〕 7 ◯産業厚生常任委員会委員長髪口清隆君) 産業厚生常任委員会における審査経過並びに結果について、ただいまよりご報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第71号 令和4年度立山一般会計補正予算についてのうち当委員会所管分議案第72号 令和4年度立山水道事業会計補正予算の2件の議案であります。  これらの案件につきましては、慎重審議の結果、お手元に配付しております委員会審査結果のとおり決しました。  それでは、審査概要について申し上げます。  議案第71号 令和4年度立山一般会計補正予算についてのうち当委員会所管分についてであります。  健康福祉課所管に係る乳児・妊産婦健康診査産後ケア事業では、伴走型子育て支援に係るオンライン相談体制の詳細を問う質疑がありました。母子手帳アプリ母子モ」に機能を追加し、随時またはネット予約オンライン相談を受けられるようにするとの答弁でありました。  住民課所管に係る環境センター運営事業では、リサイクル収集袋購入理由を問う質疑がありました。経年劣化したものの交換と、来年度からリサイクル収集回数が月3回から2回へ変更することから1回当たりの収集量が増えることへの対応のためとの答弁でありました。  商工観光課所管に係るグリーンパーク吉峰等施設整備事業では、オートキャンプ場整備の内容について問う質疑がありました。令和2年度策定立山グランドデザインに基づき現在策定中の基本構想内で検討しているもので、詳細は未定だが、現在のコテージ棟オートキャンプ場をよりグレードの高い施設として再整備する予定であるとの答弁でありました。  美しいまちづくり推進室に係る地域炭素移行・再エネ推進事業では、公共施設照明LED化対象施設について問う質疑がありました。公衆便所青少年ホームのほか、公民館では大森公民館利田公民館新瀬戸公民館新川公民館予定しているが、その他の公民館等施設も順次LED化に取り組んでいくとの答弁でありました。  以上、採決の結果、議案第71号 令和4年度立山一般会計補正予算のうち当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第72号 令和4年度立山水道事業会計補正予算では特段質疑はなく、採決の結果、全て原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、産業厚生常任委員会委員長報告を終わります。 8 ◯議長岡田健治君) 以上をもちまして、産業厚生常任委員会委員長報告を終わります。  以上をもって、各常任委員会委員長審査結果の報告が終わりました。          委 員 長 報 告 に 対 す る 質 疑 9 ◯議長岡田健治君) これより、ただいまの各常任委員会委員長審査報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長岡田健治君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。            討  論( 議 案 第 7 1 号 ) 11 ◯議長岡田健治君) これより討論に入ります。  議案第71号について討論通告がありますので、発言を許します。  13番 後藤智文君。  〔13番 後藤智文君 登壇〕 12 ◯13番(後藤智文君) 議案第71号 令和4年度立山一般会計補正予算について反対討論を行います。  今予算物価高騰対策児童生徒就学援助事業として、小中高校生新入学児童生徒に対して、たてポで1万ポイントを支給するとされています。  食品だけでなく全ての製品が値上げされている物価高騰に対して、小中高校生新入学における費用の負担を軽減するために、子育て支援としてたてポに1万ポイントを渡すことの取組に関しては大変よいことだと思っています。物価高騰対策であれば、素直に児童生徒595人全員に対して支払うべきだと思います。国の予算であり、何の条件も設ける必要はないと思います。  しかし、マイナンバーカード取得しないと支払いはできないということに対して反対をいたします。  反対理由は、マイナンバーカードをひもづけると支援される、されないの児童生徒が生まれるのではないかということです。国はマイナンバーカードを6年間かけてきても半分も満たしていないことから、カード取得したら2万ポイントをあげるキャンペーンをと、なりふり構わず国民に迫ってきています。国は来年3月まで約4か月で100%に近づけようとしていますが、ニンジンをぶら下げても、そんなに交付率は上がっていません。今朝の北日本新聞の記事によりますと、11月末で県では55.4%、立山町は58%となっています。  なぜ国民マイナンバーカードをつくらないのでしょうか。それは、いろいろな情報が1枚のカードに集約されることに対する不安だと思います。このカードに、個人番号、住所、氏名などの個人情報に、健康保険証運転免許証、そしてその先には銀行口座までひもづけしようとしています。個人の病気や銀行の預金まで丸ごと分かることになり、国が全てを把握するということになります。  万が一紛失したら再発行まで1か月以上かかると言われ、もし健康保険証運転免許証をひもづけていれば、病院や車の運転ができない状況になることが予想されます。何よりも国に対する不信感があるからの理由ではないでしょうか。お金をばらまいても、取得しない国民もたくさんいます。  何よりもマイナンバーカード取得は任意であり、義務ではありません。今回、こうしてマイナンバー取得条件とすると、マイナンバーカードが任意でなくなり、義務化される危惧を持ちます。そして、入学する児童生徒支援される、されないといった事態も生まれるのではないでしょうか。  これまでの議会で、私はマイナンバーカード自体には反対でしたが、普及の予算が国から来たものに対して賛成をしてきました。それは、マイナンバーカード取得はあくまで町民の任意であり、町職員も頑張っていることから賛成してまいりました。しかし、今回の新入学支援に対してマイナンバーカード取得条件にすることには反対をいたします。  SDGsに「誰一人取り残さない」という言葉があります。原文は「誰一人取り残されない」と書かれています。その言葉のように、新入学児童生徒に対して支援の手が届きますよう、町の対応をお願いし、反対討論を終わります。 13 ◯議長岡田健治君) 以上で後藤議員討論を終わります。  これをもって、討論を終結いたします。           採                 決 14 ◯議長岡田健治君) これより、採決をいたします。  まず、議案第73号及び議案第74号を一括採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  議案第73号 立山町職員給与に関する条例及び立山町長、副町長及び教育長の給         与に関する条例の一部改正について  議案第74号 立山町議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正         について  以上の案件に対する総務教育常任委員会委員長報告可決であります。  以上の案件総務教育常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 16 ◯議長岡田健治君) 起立全員であります。よって、以上の案件原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号を採決いたします。  議案第71号 令和4年度立山一般会計補正予算について  本案に対する各常任委員会委員長報告可決であります。  本案は各常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 17 ◯議長岡田健治君) 起立多数であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号を採決いたします。  議案第72号 令和4年度立山水道事業会計補正予算について  本案に対する産業厚生常任委員会委員長報告可決であります。  本案産業厚生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 18 ◯議長岡田健治君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号及び議案第76号を一括採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  議案第75号 立山町職員定年等に関する条例等の一部を改正する条例について  議案第76号 立山地方活力向上地域における固定資産税課税免除又は不均一課         税に関する条例の一部改正について  以上の案件に対する総務教育常任委員会委員長報告可決であります。  以上の案件総務教育常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 20 ◯議長岡田健治君) 起立全員であります。よって、以上の案件原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────             議案第77号から議案第80号まで 21 ◯議長岡田健治君) 日程第2 町長より追加提案されました議案第77号 令和4年度立山一般会計補正予算についてから議案第80号 児童用端末機器取得についてまで、以上4件を議題といたします。           提  案  理  由  の  説  明 22 ◯議長岡田健治君) 町長より提案理由説明を求めます。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 23 ◯町長舟橋貴之君) 本日、議案4件につきまして、追加提案させていただきました。  補正予算に関するもの1件、契約に関するもの1件、土地取得に関するもの1件、財産取得に関するもの1件の、合わせて4件であります。  それでは、順次説明いたします。  議案第77号 令和4年度立山一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ791万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を134億9,719万9,000円としております。  歳出では、6月補正予算で計上しておりました物価高騰対応省エネ型住宅設備切替支援事業補助金につきまして、補助要件としておりました統一省エネラベル基準が本年10月に変更となったことに伴い、新しい基準では補助対象外となってしまうケースが発生することから、要件を見直し、所要の予算を追加するものです。このほか、原油価格高騰影響を大きく受ける運送事業者に対する補助金を新たに計上しております。
     歳入では、これらの事業の財源として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を計上しており、予算総額予備費で調整しております。  議案第78号 立山IC産業用地造成第1工区工事請負契約締結につきましては、12月15日付で野沢工業株式会社代表取締役 野沢 貢と契約額1億7,468万円で仮契約締結しましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会議決に付すべき契約及び財産取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会議決を求めるものであります。  議案第79号 土地取得につきまして、立山IC産業用地造成事業用地取得するため地権者7名と土地売買契約締結しましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会議決に付すべき契約及び財産取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会議決を求めるものであります。  議案第80号 児童用端末機器取得につきましては、12月12日に株式会社エージェント代表取締役 四宮浩二契約額1,889万4,867円で仮契約締結しましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会議決に付すべき契約及び財産取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会議決を求めるものであります。  以上、追加提案いたしました議案につきまして、慎重にご審議賜りますようお願いいたします。 24 ◯議長岡田健治君) 町長提案理由説明が終わりました。           質                 疑 25 ◯議長岡田健治君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長岡田健治君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第77号から議案第80号までの4件については、立山町議会会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。            討   論   ・   採   決 28 ◯議長岡田健治君) これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、採決をいたします。  議案第77号 令和4年度立山一般会計補正予算について  本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 29 ◯議長岡田健治君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号及び議案第79号を一括採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  議案第78号 立山IC産業用地造成第1工区工事請負契約締結について  議案第79号 土地取得について  以上の案件原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 31 ◯議長岡田健治君) 起立全員であります。よって、以上の案件原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号を採決いたします。  議案第80号 児童用端末機器取得について  本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 32 ◯議長岡田健治君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────          閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会          並びに各特別委員会所管事務継続審査について 33 ◯議長岡田健治君) 日程第3 閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会並びに各特別委員会所管事務継続審査についての件を議題といたします。  本件については、立山町議会会議規則第74条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務継続審査の申出があります。  お諮りいたします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長並びに各特別委員会委員長から申出のとおり、閉会中の所管事務継続審査とすることにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。         ─────────────────────────            閉   議   の   宣   告 35 ◯議長岡田健治君) 以上をもちまして、今期定例会における提出議案の議事が全て終了いたしました。  今期定例会中、終始熱心にご審議いただきました議員各位に対し、また町長はじめ執行部のご協力に対し深く敬意を表するとともに、厚くお礼を申し上げます。         ─────────────────────────            町   長   の   挨   拶 36 ◯議長岡田健治君) 町長より挨拶の申出がありますので、これを許可します。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 37 ◯町長舟橋貴之君) 今月7日から始まりました12月町議会定例会が本日閉会するのに当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、いずれの議案にも慎重にご審議をいただきまして、併せて、提案いたしました全ての議案につきまして、原案のとおり可決をしていただきまして、誠にありがとうございます。  一般質問では、のどの調子が悪くて大変皆さん方にご迷惑をおかけいたしました。その後、私、実はクリニックのほうに参りまして、保険証ではなくマイナンバーカードを提出して診療してもらい、そして薬を処方してもらって、このように、今すっきり元気になったところでございます。  今回、マイナンバーカードについていろいろご異論等ございましたけども、やはり私のように免許証を持っている人間は、顔写真つきで、しかも住所も入っている。そういった証明書を持つことができますが、免許証を持ってない人間、それは高齢者の方だけでなくて、例えば中学生、高校生だったら、学校によっては顔写真つきの、いわゆる学生証は交付されるかもしれませんが、小学生になろうという子どもたちだったら、実は学生証もなければ、そして免許証もないわけであります。  これからは、もうしばらくすれば、私は免許証、保険証じゃなくて、今も持っておりますが、マイナンバーカードをずっと持ち歩くことによって便利になりますが、できるだけ多くの方々にこの便利さを享受していただければありがたいというふうに思っております。  また、新聞報道によりますと、普通の保険証ではなくてマイナンバーカードを提出することによって診療報酬が下がるということでございますので、そういったこともありがたいなと思っております。  ところでなんですが、話題は変わりまして、世界の小麦輸出量の1割を占めていたウクライナ産の小麦がロシアの侵攻により輸出ができなくなって、小麦を主食とするアフリカ諸国をはじめ、世界中で食糧不足、食糧危機に陥ったことは、皆さん、ご存じだろうというふうに思っております。  ところが、問題は来年の春なんだそうであります。来年の春の収穫量は、前年春の3割から5割にとどまるという見通しだという報道を先日目にしたところでございます。これもロシアの侵攻によりまして、各地の農場が危険にさらされている上、人手不足やそして燃料の高騰などにより、種まきができていないんだそうであります。つまり、世界中の1割を占めていたウクライナ産の小麦の半分が、実は生産されない可能性が高いということになります。  振り返って、我が国の小麦の輸入量は85%。つまり、我が国は85%も小麦を輸入しております。戦前は輸出をしていたと聞いてびっくりいたしましたが、お金を積んで無理やり小麦を輸入しようとすれば、つまり世界中の小麦の高騰を招き、アフリカをはじめとする途上国の食糧危機に我が国が加担するようなものであろうというふうに私は思ってしまうところであります。  一方、私たちが主食とする米は、乱暴な言い方をすれば、余るほど国内にあります。こうしたときこそ小麦の消費量をできるだけ減らし、代わりに米を消費すればいいのであります。  立山町の学校給食では、月に米粉パンが1回、そして小麦のパンを3回提供しておりましたが、11月からは米粉のパンを月に3回、そして小麦のパンをやめて、残り米飯に変更しております。そして、ご家庭でもお米を食べていただきたいと思います。  このたび、アルプス農業協同組合さんほか農事組合法人の皆さんのご協力をいただきまして、町内の小学校と中学校の児童生徒立山町産のお米2キロとみそ600グラムを順次配布することにいたしました。社会福祉協議会の皆さん方にもご協力をいただいております。  ただし、みその製造の都合上、今月から2月にかけて、中学校、あ、もしくは次の小学校、ある小学校という形で順次配布していただきますので、ご理解を賜るようお願いしたいと思います。  終わりになりますが、議員各位におかれましては、ますますご健勝でご活躍いただきますようお祈りいたしまして、私からの閉会のご挨拶といたします。  本日は誠にありがとうございました。         ─────────────────────────            閉   会   の   宣   告 38 ◯議長岡田健治君) これをもちまして、令和4年12月立山町議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。   午後 2時22分 閉会  上記記述の会議録は相違ないことを認め、ここに署名する。     令和4年12月21日             立山町議会議長    岡 田 健 治             立山町議会議員    広 島 秀 一             立山町議会議員    坂 井 立 朗 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....